小傘の越冬手記_2月第1週


なんやかんやでもう2月。

そんな言葉は聞き飽きた!

先週までのあらすじ

 本格的な建築が開始され、ついにラストスパート。後半はにとりも参加、防犯設備の設置を始める。
 小傘は仕事探しのために阿求宅へと出向き、新たな仕事紹介の約束をとりつける。久しぶりに命蓮寺裏で宮古芳香に襲われたりと、愉快で騒々しい生活が戻ってきたかのような一週間を、小傘は高まる期待と共に過ごした。

今週の予定

 小傘の小屋が完成。しかし同時に、衝撃の事実が判明する。
 “それ”に困惑する小傘。徐々に暖かくなっていく幻想郷とは裏腹に、小傘の心は大きく揺れ動く。

その他の人々

・赤蛮奇
 小傘との久々の会話で、少し調子が戻る。逃亡生活は続く。

河城にとり
 小傘の小屋建築に着手。試作段階の「鈴水」の運用テストに胸躍る。

・命蓮寺
 変わりなし。いつもより命蓮寺裏の墓場が騒がしい。

・紅魔館とその周辺
 変わりなし。門番の仕事は雪が降ろうとも関係はない。

まとめ

 ついに幕を開けた最終月。物語は、あからさまに大きく動き始めます。
 このネタをどこで起爆するか。悩まなかったと言ったら、嘘になる。

 勘の良い人ならわかっただろうけど。結構ヒント出してました。
 こういうヒントって、自分では分からないものなんですよね。絶対、書いている自分の主観が混じってしまう。
 それでもかなりイージーに設定したので、わかっていてほしいなあ。と願望。

 それにしても、にとりのアイテム(を考えるの)が面白い。脳内日記を始めた動機のひとつ。
 こんど弐百壱拾式豆鉄砲の説明を書きたい。なぜ豆鉄砲なのか!

 今週もよろしくお願いします。

今日の日記内で登場した結界について

 2015/02/01の日記で、小傘の家の装備として挙げられた

対妖怪御札電子制御結界

の補足説明的妄想の産物を少し。

 「天罰」は、主に妖怪侵入阻止としての結界を展開します。結界は家全体を包むようにして広がり、小傘によって妖気登録(妖怪版指紋認証みたいなもの)を受けている者以外は、建物に触れることすらできません。また、この結界が破られると防犯システムのひとつ「結界連動弐百壱拾式豆鉄砲」と「消火用スプリンクラー『鈴水』」が作動し、「妖気ロック式埋め込み金庫」は一定時間、小傘自身でも開けることができなくなります。

 「朝霧」は、「天罰」とは対照的に広範囲に展開、中心から半径約30mの範囲内に侵入した妖怪、人間を問わずあらゆる動物を感知、小傘のリスティアに信号が送られアラームが鳴ります。初期設定でアラームを鳴らす動物を選ぶことができ、今回小傘は妖怪(とそれに準ずる者)、人間、熊、その他危険生物を選択、さらに熊は半径3m圏内に侵入された時点で、天罰が破られたときと同様の防犯システムを作動するようにしました。

 

 こうやってまとめると、羨ましいくらい完璧な防犯システム……。

 これが5万って。さすがにとりさんっすわ。

 

以上、報告を終わります。