小傘の越冬手記_2月第2週

来月からどうしよう。

脳内日記の時はすぐ決まったんだが。

先週までのあらすじ

 ついに家が完成し、喜びに浸っていたのも束の間、阿求から仕事を紹介してもらったせいで、結果的に蛮奇を人里にいられなくしてしまっていた事実を小傘は知る。何も知らない蛮奇は、阿求から逃げるため小傘の家にしばらく隠れることになり、安寧の我が家は一瞬にして罪悪感によって支配された懺悔室に変わった。
 混乱する心と罪の意識に耐えきれなくなった小傘は、ついにこのことを墓場まで持って行くことに決めた。服屋の仕事も辞め、新たな藤原大工での仕事(阿求による紹介)を始めたものの、日に日に小傘の心は沈んでいく。

今週の予定

 藤原大工での仕事が開始。いつもとは全く違う仕事に混乱するも、持ち前の脳天気さですぐに馴染む。
 しかし依然として蛮奇との関係は変わらず。小傘の家には客が来るようになり、いつ蛮奇にそのことがばれるか、阿求が小傘の家を見つけるかといった緊張に悩まされる。

その他の人々

※結構重要な情報有り

・赤蛮奇

 小傘に匿われたので一安心。友のことが心配だったが、小傘の家でぼんやりと一日を過ごす。

河城にとり

 建築も終わり、研究に戻る。小傘のことはすでに気にしていない。

犬走椛

 建築も終わり、また暇な仕事に戻る。千里眼で日記を覗き見してしまったことなど、小傘が気になる。

・命蓮寺

 小傘の家完成の報告を待つ村紗と響子(良い暇つぶしになるため)。
 人里付近の妖怪を賭けた、聖と阿求の戦いが続く。

・紅魔館

 小傘の家完成の報告を待つレミリアと美鈴(良い暇つぶしになるため)。
 節分は完全にスルー。

まとめ

 驚愕の事実(既存)が判明した先週。長文のおかげで越冬手記の総文字数が4万を超える。
 こういう上げて落とす手法はかなり使い古されていますけど、個人的に書いていて楽しかったです。それだけ。

 ただ、少し軽かったかな、と反省。
 小傘の心情をあまり表現できなかった。

 今週は藤原大工での仕事が目玉?もしかしたら、今週で蛮奇との関係が進歩するかも。

 Blenderを暇だったので始めたら、土日が死んだ。
 入門本とか、本当は買うべきなんだろうけど、ネット上の優しいお兄さんの助力を得て頑張っています。

 んあー。頭痛が痛い(馬鹿)。

 今週もよろしくお願いします。

おまけ

 藤原大工について。

 従業員数は7名(妖怪4名、人間3名)、藤原妹紅を筆頭に少数精鋭で構成される。

 妖怪は定期的に来れるものが居らず、

リグル・ナイトバグ(冬季活動不可)

黒谷ヤマメ(冬季活動減少、一応は動ける)

・今泉影狼(満月の日は活動不可)

・雲居一輪(寺の仕事の合間に手伝いに来る程度)

冬は実質、影狼と妹紅、それに人間2人のみで仕事を続けていた。

 人間は妹紅自らがスカウトしたもので

・鳥谷さん(小傘曰くおじさん)

・根古さん(小傘曰くおじちゃん) ※どちらも名前は出ない。

の2人。妖怪よりも良く働くため、藤原大工店には欠かせない人材となっている。

 基本的に妹紅が殺し合いの傍らに始めたものなので、明確な役割分担はされていない。妹紅ができない部分を周りが補うといった組織構成。依頼があれば従業員を引き連れて妖怪の山でも魔法の森でもどこにでも行くので、文曰く「出張建築のプロ集団」。

 

以上、報告がなんちゃら